オープンルームとは?受付スタッフとして働くメリットや仕事内容を紹介


2024年11月27日公開

オープンルームは、これから住宅を購入しようと考えている人が多く訪れる、夢のある場所です。

オープンルームの受付で働くということは、来訪者の夢を叶えるお手伝いをすることでもあります。

オープンルームの受付への転職を目指すにあたり、まずは具体的な業務を知ることが大切です。

本記事では、オープンルームの受付スタッフの仕事内容、働くメリットについて詳しく解説します。

 

  「オープンルーム受付」の求人はこちら >>  

 

そもそも「オープンルーム」とは?

オープンルームとは、中古マンションや戸建物件を特定の日に解放し、一般客に見学してもらう場所です。

中古戸建の場合には、オープンハウスと呼ばれることもあります。

不動産仲介業者などが、住宅の購入を検討している方を対象に実施する、中古マンションや戸建の販売・集客方法のひとつです。

ここでは、以下の2つについて詳しく解説します。

●オープンルームと住宅展示場との違い
●オープンルームのメリットとデメリット

まずは、オープンルームがどのような場所なのかを知っておきましょう。


オープンルームと住宅展示場との違い

オープンルームも住宅展示場も、どちらも実際の住宅の中を見学できる場所ですが、いくつか違いがあります。

まず、住宅展示場では、複数のモデルハウスが展示されている点が大きな違いのひとつです。

オープンルームは1つの中古マンション物件を見学できるのに対し、住宅展示場では戸建物件を扱っており、複数の物件を同じ場所で同日に見学できます。

住宅展示場では、さまざまなハウスメーカーがそれぞれの物件を展示しているため、各社の特徴を比較したり、メーカーの担当者に詳しく話を聞けたりするのがメリットです。

一方オープンルームでは、実際に売りに出されている物件を見学できます。

オープンルームを見学し、気に入れば、その場ですぐに購入できるのが特徴です。


オープンルームのメリットとデメリット

オープンルームと住宅展示場の違いを知ったうえで、オープンルームの見学を選ぶメリット、デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

ここでは、オープンルームのメリットとデメリットを紹介します。

オープンルームの受付への転職を検討している方にとって、メリットだけでなく、デメリットを知っておくことも重要です。ぜひ参考にしてみてください。

■オープンルームのメリット■

オープンルームの大きな目的のひとつに、住宅の購入を検討している方に売りに出しているマンションの魅力をいかに伝え、購入につなげるかということがあります。

そのため、売る側にとっては、売りたいマンションの近隣の人に気軽に内見できる機会を提供し、マンションを知ってもらうことで売りやすくなることがメリットです。

現在住んでいるマンション内での買い替えを検討している人や、両親と近くで暮らすために購入を検討している人なども多く訪れる傾向にあります。

購入を検討している人にとっては、オープンルームを見学することで、家の中の設備や状態をチェックしやすいのが大きなメリットです。

オープンルームは予約をせずに見学できるため、気軽に見学しやすいのもメリットといえるでしょう。

■オープンルームのデメリット■

近隣の人が気軽に訪れやすいのがオープンルームのメリットですが、この気軽さがデメリットになるケースも考えられます。

購入の予定のない人がたまたま通りかかって興味本位で訪れることにより、売る側が対応に追われてしまう可能性があるのがデメリットのひとつです。

プライバシーの問題も考えられ、マンションの居住者を知る近隣の人に、マンションを売り出していることが知られてしまうこともデメリットとなり得ます。

購入を検討している人にとっても同様です。

オープンルームを見学しているときに、近隣の知人に会うこともあるでしょう。

また、オープンルームは週末など休日に開放されることが多いため、混み合っていると、ゆっくり見学できない、スタッフに質問できないこともデメリットになり得ます。

オープンルームの受付スタッフの仕事内容

オープンルームの受付スタッフの仕事内容はシンプルです。

オープンルームを訪れる人を最初に迎える、いわば顔であり、笑顔で来訪者の対応ができ、細やかな気配りができることが求められます。

オープンルームの受付スタッフの主な仕事内容は以下のとおりです。

●見学者の出迎えや見送り
●案内資料の提供
●お茶出し
●アンケート記入の依頼・回収
●オープンルーム内の美観管理

基本的には接客応対がメインであり、オープンルームへの来訪者を出迎え、受付業務からはじまります。

オープンルームの説明や案内は行いますが、見学の同行や物件自体の詳細な説明は営業担当が行うため、受付スタッフの業務には含まれません。

来訪者へのアンケート記入の依頼や回収も受付スタッフが行います。

商談や、より詳しい相談がある来訪者がいる場合には、応接する場への案内やお茶出しをすることもあるでしょう。

オープンルームの美観管理も受付スタッフの大切な仕事内容のひとつです。

室内が汚れていないかを随時確認し、清掃します。来訪者が購入したいと思えるような、魅力ある室内を保つためにも、美観管理は重要な業務です。

オープンルームの受付スタッフとして働くメリット

オープンルームの受付スタッフの仕事には、さまざまなメリットがあります。

柔軟な働き方を選ぶことができ、専門知識も不要なため、未経験でもチャレンジしやすいでしょう。

オープンルームの受付スタッフとして働くメリットには、以下の3つが挙げられます。

●専門知識がなくても始められる
●きれいなマンションや一戸建てで働ける
●土日を含め好きなタイミングで働きやすい

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。


専門知識がなくても始められる

オープンルームでの仕事には不動産に関する知識が必要だと思いがちですが、基本的に受付スタッフには専門知識は求められません。

専門知識がなくても応募可能な求人が多く、未経験でもチャレンジしやすいのもメリットです。

また、オープンルームで受付として働くなかで、ビジネスマナーや立ち振る舞いをはじめ、不動産や建築、インテリアに関する知識を身につけられる可能性があります。

日々の業務を通じて知識を身につけられば、より仕事がしやすくなり、オープンルームの営業担当など、ほかの専門スタッフとのコミュニケーションにも役立つでしょう。


きれいなマンションや一戸建てで働ける

きれいなマンションや一戸建てで働けるのもメリットです。

オープンルームはきれいに整備されているのが一般的なため、快適な空間で働けます。

とくに、インテリアに興味がある人にとっては、メリットのある職場だといえるでしょう。

オープンルーム内のキッチン、浴室などの設備をはじめ、収納スペースのデザイン、壁紙など、参考にできる部分も多く、モチベーションアップにつながります。


土日を含め好きなタイミングで働きやすい

柔軟な働き方を選びやすいのも、オープンルームの受付スタッフとして働くメリットのひとつです。

多くの見学者は土日に集中しやすいため、週末に働きたい方にも向いています。

また、オープンルームの受付スタッフの仕事はシフト制が多く、比較的好きな時間に働きやすい職種といえるでしょう。

たとえば、土日だけの勤務や、週1~2日程度で扶養内での勤務も可能なため、土日や連休でまとめて働きたい方はもちろん、副業やWワークにも適しています。

オープンルームの受付スタッフに向いている人

オープンルームの受付スタッフには、どのような人が向いているのでしょうか。

オープンルームの受付スタッフのメインの業務は、見学者の応対です。明るく笑顔で接客ができ、周囲に気配りができる人が向いているといえるでしょう。

オープンルームの受付スタッフに向いている人の特徴は、以下のとおりです。

●笑顔で明るく振る舞える人
●細やかな気配りができる人
●コミュニケーションスキルがある人

オープンルームの受付スタッフへの転職を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

ひとつずつ解説します。


笑顔で明るく振る舞える人

オープンルームの受付スタッフは、見学者が最初に接する人であるため、明るく笑顔で対応できる人が向いています。

見学者のなかには、「オープンルームに興味はあるけれど、入りにくい」と感じる人もいるため、見学者にやさしく声をかけ、気軽に見学ができるよう案内するなどの対応が必要です。

オープンルームの「顔」として、明るく振る舞える人は、受付スタッフに向いているといえます。


細やかな気配りができる人

オープンルームの受付スタッフは、見学者の応対がメインの業務のため、細やかな気配りが求められます。

広い視野で周囲の状況を把握しながら気を配り、先回った行動ができる人が向いているでしょう。

オープンルームに見学に訪れた人がストレスなく見学ができるよう、室内の案内のほか、適切なタイミングでアンケート記入の依頼や回収をしたり、お茶出しをしたりすることが求められます。

また、オープンルームには家族連れで訪れる人も多いため、子どもへの気づかいも必要です。

オープンルーム内にいるすべての人々に気配りができる人が、受付スタッフに向いています。


コミュニケーションスキルがある人

人と話すこと、コミュニケーションを取ることが苦にならない人も、オープンルームの受付スタッフに向いています。

物件についての詳細な説明は営業担当などが対応しますが、見学者と接することが多いため、積極的に会話を楽しめる人が向いているでしょう。

見学者から質問を受けることも考えられます。見学者がストレスを感じることなく、受け答えができ、明るく振る舞える人がオープンルームの受付スタッフに向いています。

受付スタッフの仕事内容を知りオープンルームで活躍しよう

オープンルームの受付スタッフの仕事には、さまざまなメリットがあります。

プライベートを大切にしたい方や、短期で働きたい方などにとって、柔軟な働き方を選べるのも魅力です。

とくに人と話すことが好きな方や、インテリアに興味がある方にとっては、楽しく働ける職場になるでしょう。

本記事で紹介した受付スタッフの仕事内容や向いている人の特徴を知り、オープンルームの顔として活躍してみてください。

 

  「オープンルーム」の求人はこちら >>  

 

© 2024 Step Associates All Rights Reserved.